私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

失望したと嘆くのは簡単だけれど、そもそも何を望んでいたのかを私達は忘れちゃいけない(酒井若菜)

会社(あの人)は分かってない。

会社(あの人)がやってくれない。

会社(あの人)がやってくれて当たり前と思っている。

会社(あの人)は私たちを見てくれてない。

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気を抜けば、私もこの思考に陥る。というか、つい最近まで私は嘆く側にどっぷりいた。勝手に嘆いて、自分のイケてない選択と行動で歪みを引き起こして、しかもその状況から逃げていた。がつんと指摘されて、ごーんとどん底までいって、ようやく冷静になってきたところだ。

 

失望したと嘆くのは簡単だけれど、そもそも何を望んでいたのかを私達は忘れちゃいけない。

 

はっとする。何を望んでいたのか、何を期待していたのかもろくに考えないまま、盲目的に嘆いていたことに気づく。

 

良かった、戻ってこれた。

まだまだ道の途中。

 

 

9月29日公開!映画「ドリーム(Hidden Figures)」に魂が揺さぶられてたまらない

私は9月を待っていた。邦題がアレであれではあるが、ついに、映画「ドリーム(Hidden Figures)」が公開されるのだ。

 

今年の5月、幸運にも国際線機内で観ることができた。一度観たが最後、12時間のフライトで3回観ることになった。

ずっと日本公開を待っていた。私は待っていた!!

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できないことなどあるのだろうか

『制度は壊すためにある』アディッシュ代表の江戸がたびたび口にする言葉だ。私はこの言葉がとても好きだ。しばしば「今までずっとこういうやり方だから」という会話を耳にするが、もっと良くできるならば変えればいいし、制度がないならつくればいい。こう思える働き方ができてきたことに感謝しつつ、体現し続けたいと思っている。

映画「ドリーム(Hidden Figures)」は、世界初の有人ロケットを飛ばすという大きな絵のもとに様々なメッセージが描かれている。

  • 人種差別
  • 女性差別
  • 公平であること
  • 制度は壊せること
  • キャリアを自ら拓く勇気
  • 機械化で仕事がなくなるならば自ら変わればいいこと

できないことなど、あるのだろうか。

 

チームを率いるリーダーに、会社の枠組みにはまっているあなたに、進路に悩んでいる学生に、ぜひ観ていただきたい。


ああ、ついに9月!

私は9月を待っていた。

 

 

 

 

#関連URL


映画『ドリーム』予告A


 
 
 

なかなか進まないチームタスクは作戦名をつけちゃおう

学校営業をしていたときに出会った先生の話をしたい。もう、恩師と言いたいくらい、いまも見守ってくださっている。

その先生から、指導現場の多くを学んだ。生徒が問題を起こしてしまった際、先生方だけでなく、ときには生徒の親御さんも巻き込んでチームを組んで生徒指導案を作成していくという話を伺った。なかでも忘れられなかったのは、事案ごとにプロジェクト名をつけて取り組んでいらっしゃったことだ。プロジェクト名というより、「作戦名」が近いのだが。

「〇〇さんの生徒指導の件」と呼ぶのではなく「作戦名」をつけることで、事案の印象が変わり、対応メンバーに前向きな気持ちが生まれたり、工夫が生まれるものなのだということを学んだ。

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その後、私も、先生の真似をして、いくつかの事業タスクに名前をつけるようになった。

  • 「年賀状を送る」という事業タスクがあったとして、「年賀状でハートフル作戦」とでもしようかしら。(あ、「作戦」をつけちゃった)
  • 「システムを入れ替える」という事業タスクがあったとして、「システム卒業プロジェクト」と呼ぼう。

なんて具合に。

決してふざけているわけではないし、メンバーのテンションを無理やり高くしたいわけでもない。冷静に、もはや「語尾にプロジェクトor作戦を付ける+α」程度の話だ。

ただ、「〇〇タスク」という無味乾燥な名前と比較して、

  • タスクの印象が変わるし、
  • 前向きな気持ちになるし、
  • そして工夫が生まれる(+αの部分)

 と思っている。なかなか進まない、重たい、納期が短い、関係者が多い、一気に進めないといけない。そんな事業タスクほど、名前をつけてみてはいかがだろう。

 

 

#参考URL

『案件タスク』と『事業タスク』という働き方 - 私は私。

 

IHLヘルスケアリーダーシップ研究会8期生修了!Lead the Self・ Lead the People・ Lead the Societyってやつ

先週、昨年9月から活動してきたIHLリーダーシップヘルス研究会8期生を無事修了した。濃かった1年を思い返し、心から清々しい気持ちである。思い返せばちょうど1年前、IHLに応募するにあたり、課題図書「リーダーシップの旅~見えないものを見る~」を読むところから活動は始まった。

 

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)

 

 

この本では、リーダーシップの旅として、以下の観点からリーダーシップが論じられている。

  • Lead the Self(自らをリードする)
  • Lead the People(人々をリードする)
  • Lead the Society(社会をリードする)

IHLでは、この3つの観点で自分と向き合い、そして実践をしてきた。

 

Lead the Selfと圧倒的存在

月1回のプログラムでは、「リーダーシップ」「イノベーション」「決断」「死生観」「組織」をテーマに、第一線の方々の講演を聞き、グループワークを通じて理解を深めた。普段お目にかかれない皆さまと近くで交流もでき、これほど贅沢な時間はなかなかない。

そして、IHLの魅力は、理事の武藤さん、副理事の玉田さんといった、学びに貪欲で、Lead the Self、Lead the People、Lead the Societyを体現されているプロフェッショナルと時間を過ごせることだと思う。私は、シンガポール視察ツアーにも参加したが、武藤さん、玉田さんの近くで呼吸をしてみたかったと言っても過言ではない(実は!)。

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生のリーダーシップに非常に大きな刺激を受けたし、引き続き、受けている。

 

Lead the People、チームゼロイチの活動

プロジェクト活動では、医師、助産師、在宅薬剤師のメンバーと「チームゼロイチ」というチームを組んだ。社会課題の中でも「少子化」をキーワードに集まり、医療従事者だからできることは何か?を、セミナー活動を通じて体現した。

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会社とはまた別のチームで活動することで、自分がいままで仕事でやってきた、「ミッションを言語化する」「プロジェクトマネジメントをする」「文章を書く」「プレゼンをする」「物事を前に進める」といったことは、業界やメンバーが変わったとしても発揮できるものなのだということを実感することができ、自信につながった。一方、自分の至らないところは相変わらずで、もう、至らないものは至らないのである。こんな私がIHLを目一杯楽しめたのも、いつでも明るいメンバーと一緒に活動ができたおかげだ。


UMUとの出会い、Lead the Societyへ

そして、チームゼロイチの活動の最中、ライフサカス社(UMUメディアの運営:http://umumedia.jp/)と出会うことができた。もともとは、ゼロイチの活動をFBに掲載したことがきっかけで、会社の後輩がつないでくれた縁だ。いちプロジェクト活動が、社会とつながった瞬間。大変恐縮ながら、UMUにもデビューさせていただいた。

 

そして先日、UMU×チームゼロイチのコラボイベントも開催することができた。UMUが贈る「ある日、自分が不妊と分かったらどうする?」「突然、白血病と告げられたら?」といった人生のストーリーと、チームゼロイチが伝えるカラダの話。

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IHLが終わった後も、社会に対して自分が出来ることはなにか、そういった視点で活動を続けられる関係性に発展したことが、それがとても嬉しい。

 

1年を終えて、IHL8期生、先輩方、運営の皆さま、こんなにも尊敬できる人たちに出会えたことに喜びしかない。異分野に飛び込んだ自分を褒めたい。今後も、皆さんの姿に刺激をいただきながら、私は私で、日々の仕事で3つのリーダーシップと向き合っていきたい。

 

 

 

 

#関連URL

決断とは、積み上げたことを崩してしまうこと(まんまる笑店・恩田聖敬社長) - 私は私。

ところで、視察って何か意味があるんですか? - 私は私。

IHLヘルスケアリーダーシップ研究会9期生募集開始!イノベーションは辺境から生まれる - 私は私。

「大変失礼ですけど、結婚されてますか?」について

  
こういう話を書くと、負け犬の遠吠えのように聞こえるだろうか。痛い女だなと思われるのだろうか。
 
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ある日の弊社採用面接の最後に、20代女性に質問をいただいた。
 
「大変失礼ですけど、結婚されてますか?」 
 
ある日は、働く女性について研究されている方からのインタビューでこう問われた。
 
「仕事をしすぎたことと、結婚していないことは関係があると思いますか」
「管理職でなかったら、結婚していたと思いますか」
 
 
おっと。
 
なんだ?なんなんだ!?
 
 
求められる像は、結婚してて子育てもしてて、それでいて管理職なのか?
 
 
面接での「大変失礼ですけど、結婚されてますか?」。この質問の意図はなんだろう。
 
  • 子どもがいても管理職になれるかどうか聞きたかった?
  • 子育てしながら働くことについて聞きたかった?
  • ワークライフバランスがとれていることを聞きたかった?
 
昨今、「女性活躍」や「働き方改革」が叫ばれているが、私は、「生きる」「働く」に対する価値観の変化への挑戦であり、それに少子化が掛け合わされた大きな課題への実験であると捉えている。そうであるから、アディッシュという会社としても、私という働く者としても、生き残りをかけて向き合うべき問いだと考えている。だから私は、これらに異議を唱えたいわけではないし、むしろ先頭に立って推進していきたい。まず、これは明確に申し上げておきたい。
 
一方、例えば「女性活躍」を図る軸のひとつに、管理職における女性の割合が挙げられている。そうすると、おのずと、「管理職に女性がいたほうが良い会社っぽい」「その女性に子どもがいれば、なおさら良い会社っぽい」となり、つまり、それくらい日本における女性活躍は過渡期である。
 
 
さて、弊社採用面接での「大変失礼ですけど、結婚されてますか?」に、私は「いいえ、結婚していません」と答えたわけだが、そのときに感じたことをどう表現しよう。怒りとかじゃない。私がした返答ひとつで、「アディッシュという会社は、良い会社ではないんじゃないか」とか「子どもがいたら管理職になれないんじゃないか」とか、そういうイメージを持たれてしまったら、もしそうだとしたら悲しいなと、なんだかそう思ったのだ。
 
(念のため、大声で叫んでおくが、アディッシュの育児休暇取得者の復帰率は100%だし、男性も育児休暇取っている。)
 
 
インタビューでの「仕事をしすぎたから、結婚していないのだと思いますか」「管理職でなかったら、結婚していたと思いますか」という問いに対しては、何を聞かれたのか分からなくなってしまい、なんと答えたか覚えていない。
 
 
私なりに普通に生きてきたら、いまこの瞬間は結婚していないという状態なのだ。
 
「普通に」が問題なのか?
  
 
キャリアと結婚はトレードオフなのか?
 
 
 
働く女性に関して過渡期のいまだからこそ、年齢を重ねるとともに感じることを素直に表現していきたい。
 
 
 

3年手帳を3年続けて、30歳になった話

3年前、ふと思い立って3年手帳を購入した。20代最後の3年間を、記憶を確かに丁寧に過ごそうと思ったからだ。 
 
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出張も旅行も、スーツケースには3年手帳。日記をつけ続ける、ということ自体が人生で初めてだったのだが、気づきをまとめたい。
 
 
1.データを記録し続ける 
 
実は、一番重宝しているのはこのページ。毎日、地味にデータを取り続けた。
 
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・残業時間を記録する
2014年は、残業時間を毎日つけた。仕事と心のバランスが不安定だったからだ。「疲れの原因は残業が多いことに違いない」と思っていたのだが、意外と多くもなくて、帰れるときは帰っていることにも気づいた。働いている時間を見える化して初めて、自分がどういうリズムで働きたいのか、どういうリズムだと仕事と心のバランスがとれるのか、と向き合ったと思う。1年間で終了。
 
・起床時間を記録する
次に決めたテーマは起床時間。私は朝が弱く、なんとか改善したいと考えたからだ。これは、2年間続けた。つまり、2年間未達。度々施策も試してみているのに改善されないということは、もうそういうものだと受け入れるか、飛び道具的な発想で施策を考えなければだめだ。ということで、取り組み始めて3年目の今年、一気に攻略。8時にはオフィスに到着するようになった。
 
 
2.感じたことを毎日デトックス
 
3年手帳のメインはこのページ。
 
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その日感じたこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、やるせなかったことを五月雨に書く。そういえば、手帳を始めるまでは、その日あったことを1ミリも振り返らずに生きていたなあと思う。感じっぱなしであったなあと。
 
ページの設計上、ふとしたときに3年前の同じ日に戻る。嬉しかったこと、失敗したこと。なんか歯をくいしばってたんだなーとか。3年前の感情がすぐに蘇る。
 
 
3.たまに大きく振り返る
 
3年手帳には、1カ月ごとに余白ページが設けられている。
 
私の場合は、毎月振り返りと決めてしまうとタスク化して続かないのだが、1~3カ月に一度は意識的に振り返るようにしている。3年手帳を始める前は、年末などに取って付けたように振り返ろうとしてなかなか1年間を思い出すのも難しかったが、少し小さい単位で振り返っておくと、1年の振り返りもしやすい。
 
 
3年間、毎日手帳をつけたからといって、何か人生が変わるなんてことはないけれど、日々の感情や小さな変化をキャッチしていきたい。
 
次の3年も、2冊目の3年手帳とともに。
 
 
 
 
高橋書店3年手帳
 
 
 

「言葉にできない」ことは、「考えていない」のと同じである。(梅田悟司)

 
先日、『「言葉にできる」は武器になる。』の著者、梅田悟司さんの講座(六本木未来大学主催)に参加した。
 
研ぎ澄まされた言葉の数々を浴び、それらの言葉が生み出されるプロセスの一端を体感できた良い時間だった。
 
 
さて、梅田さんを知ったのは、ある日の電通報の記事タイトルだった。
 
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ぐっ、痛い。
 
胸が痛い。
 
 
今年に入ってから、「このプロジェクトは誰に発信しているんですか?」「一言で言うとなんですか?」「どんな状態を目指しているんですか?」という問いに答えられず、苦しんだ。今も絶賛向き合い中だが、苦しむことになる理由ははっきりと分かっていて、自分が考えきれていないからだ。考えきれてないから表現ができない。そうと分かっているだけに、自分が出来ていないことが関係者を不幸にしていることも沁みて来て、非常に苦しかった。そんなときに直球でガツンと打ち込まれたのが、梅田さんのこの言葉で、すがる思いでご著書も購入。
 
 
 
改めて思うのだが、考えること、これが本当に難しい。
 
 
私は、日常レベルでは考える習慣がない国にいる。そのため、考えるためには、「考える時間を取る」⇒「考える」のステップを踏む必要がある。
 
「考える」をサポートしてくれるのが、梅田さんのご著書だ。とは言っても、本を読むだけ読んで実践ができていなかったのだが(「時間を取る」も難しいんだよな…)、先日の講座では、ワークシートを用いて「考えるということ」の練習をさせてもらった。
 
今日こそ、今日こそ時間を取って考えるぞ!
 
 
 
 
 
 
 
#梅田さんご著書
「言葉にできる」は武器になる。

「言葉にできる」は武器になる。