私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

資格の勉強が手っ取り早い分野について

今回取得したのは「個人情報保護士」。マイナンバーの取り扱い含め情報セキュリティ分野を適切に捉えていくために、大枠を理解する目的で目指すことにした。

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使ったテキストはこの2冊で、勉強期間は1カ月。勉強方法は第二種衛生管理者試験と同じ。  

1ヶ月で第二種衛生管理者試験に合格する勉強法 - 私は私。

 

なんだかんだ手っ取り早い

もちろん、資格があるからと言って何かに有利であるなど一切何も思わない。ひとえに、手っ取り早く大枠を掴むことが目的だ。本を読む、ググる、セミナーに参加する、スクールに通う。勉強方法は様々あるが、普段使わない知識は右から左に抜けていく。きれいさっぱりと。

スクールに通うほどではないけれど、ナナメ読みよりは知識を定着させたい分野は、資格の勉強が手っ取り早いと感じている。私にとっての個人情報分野は、まさにそれだった。

 

やっぱり動機が必要

とは言え、動機がない状態で勉強したところで簡単に合格できるものでもない。

  • 色彩検定:ミーハー心から目指したが、教科書5ページで挫折
  • 簿記:3級に2回落ちて萎えるも、惰性の粘りを見せて3度目で合格。2級のテキストは葬る
  • 基本情報技術者試験:謎の義務感から目指す。2回落ちてさようなら
  • 社労士:大物資格のため、自分のキャリアパスと連動させて動機を慎重に確認。通信講座に入会し本気で勉強を開始するも、プロと出会うと同時に動機がきれいさっぱり消滅。すべての教材を会社に備置

動機がある分野は達成するし、そうでないものはやっぱりそんなに甘くない。(と言いつつ、自宅の一角に手つかずのテキストが積まれている…)

 

大物を目指す予定はしばらくないが、年に1〜2は引き出しを増やしていきたい。

 

変化を生み出す主体者になりたい。『ハイコンセプト』を読んで芸術大学に入学した話

ガイアックスグループの経営会議忘年会では、ひとりひとり翌年の宣言をしている。内容はなんでもよいのだが、一定のハードルの高さ、ミッション感が求められる。私は、昨年末、「2017年は右脳の年にします!」と宣言した。唐突すぎて失笑をかい、見事に却下されたが、たとえ却下されようとも心は変わらない。

そして、今年4月、京都造形芸術大学の教育通信部芸術学部に編入した。現在は大学3年生で、毎月レポートに追われる生活になり、無事半期が終わったところだ。順調と言えば順調だが、とは言え、人生で初めて単位を落とした(ぐっ。退路を断つためにブログを書きたい。

 

もともとは、夜間のMBAを考えていた。私は、3年前に事業サイドから会社運営の領域に飛び込んだのだが、何をするにしても初めてのお使い状態。知識も経験も最速でレベルアップしないといけないという危機感が年々強くなっている。基盤となる引き出しを増やしたい。ならばとMBAを探していたのだが、その最中、数年ぶりに読み返した1冊の本『ハイコンセプト』に影響を受け、ぎゅいんと芸術の学士を取ることを決意した。

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読んだことがある方も多いと思うが、『ハイコンセプト』は、「新しい時代を動かしていく力は、これまでとは違った新しい思考やアプローチであり、そこで重要になるのが「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」である」という考え方を軸に、左脳と右脳の違いが論じられ、これから時代を切り開いていく役割・スキルであるデザインについて展開されている。初めて読んだときは右から左へ流れていったのだが、今回はふと気づいた。私は、とにかく左脳を鍛え続けてきたのだということに。むしろ、左脳を鍛えることについてはかなり得意であることにも気づいてきている。そして、その上で、いったいどんな価値を生み出せるか、これが最も重要であることにも気づいている。

 

昨今、「経営はアートだ」「これから求められるのはデザイン思考だ」といったフレーズが飛び交っている。既存業界、ビジネスモデル、働き方もどう生きるかも、今までのやり方全般が、新たな切り口で新たな価値を生み出したいともがいているようである。

それまでの私は、「アート」や「デザイン」という言葉を無意識のうちに頭から排除してきた。それらは、何か生まれ持った才能がある人が携わる分野であって、絵心のない私ではないと決めつけていた。でも、『ハイコンセプト』を読み、デザイナーとは「変化を生み出す主体者」「デザインは多くの分野にまたがっていて、全体論的に物事を考えられる人」であることが腑に落ち、そして、はっとした。アウトプットは決して絵画などではないが、私だって仕事でやっているではないかと。

 

「アート」や「デザイン」という言葉に踊らされるのではなく、自分自身がデザイナーでありたい。そして、いまのタイミングで、私の人生において芸術の点を作るのも面白いのではないかと、そう考えている。(もちろん、経営についても勉強を続ける) 

あと1年半!今回は留年せずに卒業するぞ!笑

 

 

 

#関連URL

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

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プレゼンについて思うこと、貪欲な姿勢と圧倒的な場数

先日、ガイアックスグループ四半期社員総会がNagatacho GRIDで開催された。半日かけて、業績報告、基調プレゼン、ディスカッション、そして事前投票で選ばれた部署発表が行われるイベントだ。

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部署発表のパートでは、投票でベストトーク賞が選出されるのだが、2人のbeforeを知っているだけに、私はとても感激している。

 

フィードバックを求め続ける貪欲さ

ベストトーク賞は、ソーシャルメディアマーケティング事業部・事業部長の管さん。いまや、誰もが管さんのプレゼンを楽しみにしているのではないだろうか。

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なんでもそつなく出来るように見えるが、初めからプレゼンが上手でたまらなかったわけではない。管さんの、改善を続ける姿勢がすごいのだ。

管さんからは、冬に開催される社員総会の前に、ロープレの依頼を毎年いただく。私も、なんとか役に立ちたいと燃えに燃えて(誰のロープレもそうだが)、遠慮なくズバズバ申し上げてきた。毎回驚かされるのは、本番を終えた後、誰からも素晴らしかったと言われるだろうに、フィードバックをくださいという連絡が来ることだ。今回もプレゼン後、フィードバックがほしいと言われた。こういう一貫した姿勢が、管さんを形作っているのだろう。

管さんは、事業を、そしてメンバーを背負っている。そういう意味で、もっともっと凄みのあるプレゼンになっていくに違いない。これからも楽しみだ。

 

場数に勝るものはない

準ベストトーク賞は、スクールガーディアン事業部・運用部の平田さん。

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正直、平田さんのプレゼンを聞いて驚いた。一瞬で分かった。ああ、場数が違うと。

平田さんが所属するスクールガーディアン事業部は、生徒・保護者・先生方対象の講演やソーシャルメディア講座を担当している。プレゼンの数は他事業部の比ではなく、ガイアックスグループで敵うのは上田さんくらいだろう。

そんな平田さんも、もともとは、いったい何を伝えたいのかが分からない、歯切れの悪いプレゼンをしていた。久しぶりにプレゼンを聞いて、平田さんが講演の舞台に立ち続けてきたこと、練習を積み重ねてきたことがひしと分かり、私は会場にいた誰よりも感動していた。

  • 発声が良い(訓練してないとできない)
  • 話し言葉の1文が短い(台本がないとできない)
  • スライドのつなぎ言葉がきれい(全体を設計してないとできない) 

お手本のようなプレゼンだった。

 

2人の貪欲な姿勢、圧倒的な場数を目の当たりにし、私もそうあり続けたいと、そう思った。

 

 

アディッシュ社内制度、映画「ドリーム(Hidden Figures)」鑑賞代を半額補助します!

ところで、ついに公開された映画「ドリーム(Hidden Figures)」、ご覧になりましたでしょうか!?

映画『ドリーム』オフィシャルサイト - 20世紀フォックス

 

以前ブログに書いたとおり、私は、この映画が好きでたまらない。好きすぎて、アディッシュの全社メーリングリストにもシェアしてしまった。先日、取締役・石川(通称:琢磨さん)と、事業部長・吉川(通称:吉川さん)が映画を観たという噂をキャッチしたため、興奮を分かちあってみた。

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正直、どうだった?

杉之原:この映画「ドリーム(Hidden Figures)」の存在は、私の啓発活動によって皆さんご存知になりました?(笑)。もともと知ってました?

吉川:アカデミー賞でノミネートされていて、チャートでも「ラ・ラ・ランド」の上をいったというのを知ってました。

杉之原:さすが!

石川:僕は、「妻から面白そうじゃん」と言われて。「何?」って聞いたら、杉之原さんが言っていた映画とつながって。

杉之原:私、事業運営会議(アディッシュの経営会議)のロングミーティングでも力説しましたからね。吉川さんには、「ハードル上げすぎじゃないですか?ラ・ラ・ランドより面白いですか?ダンケルクよりもですか?」って言われました(笑)

吉川:「ライオン」という実話の映画があったんですよ。「ドリーム」は、涙腺崩壊的に「ライオン」に近いぐらいでした。実話って強いですよね。

杉之原:琢磨さんはどうでした?

石川:僕も、「ドリーム」はかなり上ですね。もともとそんなに映画館に行かないですけど、満足度がめちゃめちゃ高いですね。皆さんにおすすめします。

杉之原:私は、自分が女性で理系出身というのもあって、映画に入り込みやすいんですけど、男性がどう感じたかとか、奥さまの感想も聞きたいです。

石川:妻は普通に楽しんでました。人種差別を改めてリアルに感じたと。あと、ケビン・コスナーがかっこいい、ああいう上司いいなって言っていました(笑)

杉之原:同意。琢磨さんから見ても、ケビン・コスナーはカッコ良かったですか?

石川:あのようにいたいなと思う。彼は自分で行動するじゃないですか。それをやらなきゃいけないと感じました。

杉之原:ロケットを飛ばすことが大目的で、そのためには才能のある人が活躍できるようにすればいい、という軸が明確でしたよね。

 

心に残ったシーンは?

吉川:やっぱり、自分がこうなりたい、ああなりたいを強く持つ必要があると思います。ただ、思っているだけじゃなくて、それを実現するための実力も、実力を発揮するための準備もやっておかなきゃいけないんだよ、と。

石川:先を読む力みたいなものもそうだし、結局、全部自ら動いてたじゃないですか。口で終わらずに、みんなが動いていた。それが決定的な気がします。実際、動けないじゃないですか(笑)

杉之原:いやー、動けないですよね。

吉川:気持ちが入ってこそ動ける、みたいなシーンが多かったですよね。感情じゃなくて気持ちなんですよね。そう考えると、あの3人の中では、キャサリン(主人公)は、自分から自分からというよりは、運命にゆだねてましたよね。

杉之原:たしかに、どちらかというと才能で開拓していった。他の2人は、こっそりプログラミングを勉強したり。

石川:白人しか通えない高校に、通えるように直談判しに行ったり(笑)

杉之原:そうそう。

石川:キャサリン以外の2人のほうが行動力がありましたよね。

杉之原:たしかに自ら運命を変えた感じがありますよね。あと彼女たちを取り巻く男性たちがかっこよすぎて。

石川:パイロットとかね。

杉之原:パイロットの判断基準がカッコよかった。最後の最後は、キャサリンが計算した数字を信じるよみたいな。あそこ、良かったですよね。

石川:信頼できる人を信じて判断するって、本質かもしれないですよね。

吉川:僕は、「私は別に偏見とかはないのよ」と言った白人の女性スーパーバイザーに、黒人女性が「そう思っているのはあなただけよ」と返したシーンが一番印象に残ってて。普段あるなーって。自分はそういうふうに思ってないと言っても、相手からは自分の思い込みなんじゃない?みたいなところありますよね。

吉川:あと印象に残ってるのは、

石川:あれ、吉川さん、1回しか観てないですよね?

吉川:1回です(笑)。やっぱり、今あることだけを見てちゃいけないというのは、本当に強く思いましたね。先のことを常に考えていないといつか取り残されちゃって仕事がなくなっちゃう、サービス提供できなくなっちゃうなということをすごく痛感しました。

石川:僕は、自分のチームのマネジメントと照らし合わせて観てたんですけど、一番ブワッってきちゃったのが、会議室で上司がキャサリンにチョークを渡すシーン。もうダメでしたね。

杉之原:おー!

石川:上司としては、キャサリンが参加することも許されなかった環境の中で、チョークを当たり前のように渡す。キャサリンは成功するだろうと信じて渡したわけじゃないですか。いましゃべっててもなんか泣きそうなぐらい。あの心意気と、気持ちと覚悟と信頼と、みたいな。あれは一番ヤバかったですね。

 

誰に観てほしい?

吉川:心からみんなに薦めたい。

石川:子どもにも普通に見せたい。何が本当に大事なのかということを考えさせられる。それはすごく思いましたね。

吉川:観て何を感じる取るかって、人それぞれじゃないですか。そういうところも知りたいですね。

杉之原:私は、映画観た後、高校生の時に観たかったなって思った。私は理系出身ですが、研究者が一体何かとか、そういうのを全然想像できずにきちゃったので。それから、私、大学で隕石の研究してるんで、高校生の時に観てたら今頃NASAだったのに!(笑)。唯一、人生でちょっと後悔してます。

 

映画鑑賞代の半額補助について

杉之原:では、アディッシュにおける「ドリーム」鑑賞支援について。あ、私じゃなくて、琢磨さん発案ですよ!(笑)

石川:半券持ってきた人には…(笑)。え、そんなかんじですよね?

吉川:何か提出はしてもらうんですよね、感想か何か。

杉之原:ですね。感想のシェアを添えて経費精算。

石川:アルバイトメンバーにも観に行ってもらいたいな。自分の動きで変わることとか、自ら掴めるんだとか、先を見なきゃとか、感じてもらいたい。

杉之原:ある日出社したら、パーテーションとか壊されててほしいですよね(笑)

石川:アリですよね(笑)。そこに思いがあるのであれば。

 

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9月29日公開!映画「ドリーム(Hidden Figures)」に魂が揺さぶられてたまらない - 私は私。

 

"Before I die"にインスパイアされて、ホワイトボードを設置してみた

数年前、高校生対象の講演を担当するにあたり、私はいろいろと素材を探していた。講演には使わなかったが、キャンディ・チャン 「死ぬ前にしたいこと」 | TED Talk のプレゼンに引き込まれた。TEDでは、このプロジェクトへの思いが語られていてそれが非常に胸に響くのだが、取り組みのサマリは以下だ。

  • 建物の壁に"Before I die I want to__________"と書いた黒板を設置
  • チョークを置き、誰でも書き込めるようにした
  • 結果、通りすがりの人々の書き込みであふれた

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(引用元:http://beforeidie.city/) 

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(引用元:http://beforeidie.city/walls/brooklyn/

 

さて、私は、アディッシュのミッション「つながりを常によろこびに」について、いつもうっすら考えている。ミッションのなかでも、以下のほうを。

一方、できていないことにも気づく。事業はさることながら、もっと身近なところでミッションを考えてみると、そもそも全拠点的に社内でつながりがつくれてないとか、つながりがあっても喜びにできていないとか。自分たちの行動レベルでもミッションを考えられるところがいい。(結局、良いという話なのだが)

(引用元:アディッシュ3周年!つながりを常によろこびに - 私は私。

 

小さなつながりが増えちゃう仕組みを作りたい

人数が増えるにつれて、どうしたら部署やチームを越えたつながりが増えるかをうっすら考え続けてきた。各種イベントを企画したりいくつか工夫はしているが、これを続けるのはそれなりのパワーが必要だ。私がほしいのは、もっと日常の小さな会話があふれちゃう仕組み。

そんなことを考えているときにふと蘇ったのが、Before I dieの黒板だったのだ。もしも、社内に黒板を設置したら、通りすがりついでに書いちゃったりして、それをきっかけに部署やチームを越えた小さな会話、小さなつながりが生まれるかもしれない!

 

で、早速やってみた。

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ちょ、本当に"Before I die"から着想したんですか?せめて黒板とチョークにしようよ!テーマが"Before I die"と程遠いな!など聞こえてきそうだが、いいのだ。小さな会話が増えればなんでもいいのだ(震。 

 

今年5月、心の中で、このホワイトボードにこっそり「アイディアボード」と名付けてスタートしたのだが、1カ目に気づいた。突然アイディアを募集しても、書き込みが増えないという事実に(とは言え、ホワイトボードの前で軽く議論をしている様子を見かけた)。一方、誰もが答えを持っているお題は、結構書いてくれることに。それから、他拠点から出張で東京に来たメンバーが書いてくれていることにも気づいた。

結果、こんな感じで月ごとにお題を設定して運用している。

  • 5月:ビジョン案について
  • 7月:所属したことがある部活・サークルは?
  • 8月:ところで、みんななに座?
  • 9月:アディッシュ3周年!①心に残ったあの人の名言・迷言
  • 10月:アディッシュ3周年!②振り返り、感謝、これからに向けて

小さな会話が生まれたらそれでOKではあるが、このホワイトボード発でリアルなつながりが生まれるように動いてみた。私は、バドミントン部だったので、7月にはバドミントン教室の開催を促し、8月はさそり座ランチを実施という具合に。

まだ始めたばかりなので、小さな会話が増えたか検証できていないが、「誰もが答えを持っているお題」と「解のないお題」を混ぜながらしばらくこの活動を続けようと考えているのと、引き続き、思わず書いちゃうとか、そこから小さな会話が生まれちゃう仕組みを考えていきたい。

 

アディッシュ3周年!つながりを常によろこびに

2014年10月1日、アディッシュは、親会社のガイアックスから5拠点300名で分社化した。 

今日はアディッシュ3周年。

嬉しいことに、グループのメンバーは500名を超えている。

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ご関係いただいているすべての皆さま、そしてアディッシュのメンバーと、ときに喜びを分かち、ときに嬉しくて悔しくて涙を流し、そしてときにご迷惑をおかけしてはご指導ご鞭撻いただき、そうやって3年間を紡いでこれたことを思う。

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代表の江戸が書いているように、「感謝」のひとことに尽きる。

 

つながりを常によろこびに

さて、私は、アディッシュのミッション「つながりを常によろこびに」を気に入っている。このミッションは、アディッシュの事業分野を指していて、私たちは、「つながりが発生する領域で起こる課題を解決し、より多くのよろこびを生み出す」事業を展開していきたいのだ。

私たちの事業を振り返ると、ざっくり10年前。解説するまでもないが、SNSの誕生により、インターネットに誰もが当たり前に書き込む流れが起きようとしていて(改めて、それまではそうじゃなかった(遠い目))、インターネット上でより多くの人がつながるようになった。人と人がつながる場所には、実世界と同じ問題が起きる。インターネット上で起きる出会い、誹謗中傷、自殺、違法行為の書き込みに対して法整備やサイト運営側の議論がされるようになり、そこから生まれたのがモニタリング事業であり、学校向けに展開しているのがスクールガーディアン事業だ。次に、スマホ・アプリへの大移行期があり、人々のコミュニケーション、購買活動やエンタメ利用がアプリへと移っていく。その流れの中で、まずはゲームという切り口でスタートさせたのがソーシャルアプリサポート事業である。

これから先を考えると、技術革新(流行り言葉で言えばAI。技術革新は大きな脅威であり機会であるが今日は割愛する)は当然ありながらも、「人と人のつながり」はなくならないだろうし、そればかりか「人とモノのつながり」が生まれつつある。永続的に向き合い続ける必要のある領域、ここが私たちのミッションなのだ。

一方、できていないことにも気づく。事業はさることながら、もっと身近なところでミッションを考えてみると、そもそも全拠点的に社内でつながりがつくれてないとか、つながりがあっても喜びにできていないとか。自分たちの行動レベルでもミッションを考えられるところがいい。(結局、良いという話なのだが)

 

5周年に向けて、ミッションを体現する事業を圧倒的に価値ある状態にしていきたい。そうでなければ、そうでなければ分社化した意味がない。

 

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(3周年記念にアディッシュ全事業のキャラ大集合。やたら可愛いキャラが多い!)

 

どまんなか会議@経営会議を続けること2年半

2015年2月、参加したレオス・キャピタルワークス取締役CIO藤野様(現社長)のご講演で、「ど真ん中なことを考える」ことの大切さを痛感した。その約1カ月後に、アディッシュ経営陣でコアな問いを考える会議を開催。

どまんなか会議ってやつをやってみた - 私は私。

 

あれから2年半が経つが、いまもどまんなか会議を開催している。頻度は増していて、2015年は四半期に一度、2016年は隔月、そして2017年は毎月。テーマによっては、数名の社員にも議論に参加してもらう試みも始めた。

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どんどん一枚岩になっていく感覚

どまんなか会議を2年間続けて気づいたことがある。それは、管掌とは別に、ど真ん中なことを考えることがめちゃくちゃ大切、ということだ。

どまんなか会議のテーマは、"会社のこれから""組織のありたい姿""人の考え方""事業の状況"などで、今すぐ何か答えが出るような類のものではない。それでも、自分の管掌範囲を超えて様々な角度のテーマで議論をすることで、「だいたいこういう方向に向かっているよね」とか、「私たちが大切にしたいことってこういうことだよね」といった、脈が出来てきている感覚がしている。

これはとても重要なことで、なぜなら、これが意思決定にかかわると考えるからだ。通常の経営会議(アディッシュでは事業運営会議と呼ぶ)では、会社や事業の細かい意思決定をしているのだが、大きな意思決定をする際は、私たちの後ろにある大きな脈が非常に大切になる。これがなければ、議論がどこに向かっているか見失うし、意思決定もできないものなのだな、と。

 

ありたい姿を自分たちで考えるということ

アディッシュでは、仕事の取り組み方を文章化しているのだが、その中に「ありたい姿は、私たちの代わりに誰も考えてくれない」という一文がある。だから、ありたい姿を自らが考え、そこに向かって実行していこうよ、と。私はこの考え方が大好きだ(これを事業タスクと呼んでいる)。入社以来、年次関係なく、案件の、チームの、事業の、会社のありたい姿を考える機会に恵まれてきた。ありたい姿が表現できて、そこに向かうとき、思ってもみないチームの熱が生まれる。もう、鳥肌ものだ。

一方、厳しさも伴う。自分たちが考えるのを止めてしまうと、現状維持状態になって、いつかは終わってしまう。仕事はどれも、その危機感と隣合わせであるように思う。

 

そのために、考える時間をつくること

どまんなか会議は、基本2時間。テーマによっては半日~1日のロングMTGで議論している。なぜこれだけの時間を費やしているかといえば、考えるって難しい、ということに尽きる。もちろん、自分の管掌している範囲では、呼吸するように考え続けているとして、少しでもそうでないことを考えるのは難しい。べつに考えなくても今日を終えられる。あらかじめ、考えるという時間を確保することが要だ。

 

「ど真ん中なことを考える」、解があるものではないし、全員の考えが完全に一致する必要もない。脈でいい。今後も、自分たちの脈に、もっともっと耳を澄ませていきたい。