私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

モノを申すたび、本当は胸がすごく痛い

私は、大学4年生のときにインターン生として働き始めた。

当時のことはたまに綴っているとおりだが、自分が悲惨な状況だった
仕事がない私にとって、例えば議事録を任されるのはすごく嬉しかったし、
電話を取ること、これも私の大切な仕事だった。
 
 
電話を取り始めた頃は本当に怖かった。
決死の覚悟で電話に出て、でも会社名を聞き取れないし、
聞き取れたところで社内メンバーの顔と名前が分からない。
 
電話を取るたびオロオロ、社内をウロウロ。
電話は待ってくれない。保留がピーピー鳴る。

保留にしていた電話を対応しようとして、
本能的にまた電話を取ってしまったことも多々ある。
電話を取っている間に、対応をする予定だった保留がやっぱりピーピー鳴る。

なんなら、テンパりすぎて大学名を名乗ったこともある。
これには自分で自分に驚いた。
 

本当に一生懸命で必死だった。
私にはそれくらいしかできることがなかったからだ。

そのうち徐々に仕事が増え、大変贅沢なことに、
自部署ならまだしも他部署の電話を取るのが億劫になった。

なんで人がいるのに隣の部署は電話に出ないの!
開発はなんで出ないの!そこの電話鳴ってるじゃん!
 

お客様にとってはそんなの全く関係ない。
どの部署の誰が出ても、その会社の対応になるのだ。
この電話一本お待たせしたことで契約が切られたら。
自分にそう言い聞かせて取れるだけ電話を取った。
 
ただ、そうは言ってもすごくストレスだった。
でも、自部署が不在のときは、電話を対応してもらうことがたくさんある。
悩んではいけない問題なのかもとも思ったし、なんて課題提起しにくいんだ。
 

そんな折、私が他部署の電話を取った直後に
当時の上司が隣の部に声を上げた。

「ちょっと!そちらも電話取ってください!」


カッコ良かった。

ああ、こんな人になりたいと思った。

その頃の私は、自部署にだって指摘できなくて、ましてや他部署になんて。
でも、信頼を積んだら、私は絶対に言える人になろう。
きちんと指摘できる人になろう。
 
 
物申すキャラなわけじゃない。
いや、本当は、あのときの上司の行動を尊敬しているから、
それだけかもしれない。
 
 
 
とうっ!
 

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※働き始めたころの話