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私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

レビューってやつと向き合い続けること6年。最高形を見つけてしまった

 
レビューっていったいなんだ。
 
現在私は、2名に自分のレビューをお願いし、
5名のメンバーレビューを担当している。
 
頻度と時間は人によって違うが、
レビューだけで月16時間、つまり20営業日中丸2日をかけている計算だ。
 
いったいなぜ。
 

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1.一にも二にも目標達成のため

私は、自分の目標達成のために必要な人とレビューの時間を取っている。
つまり、月16時間は私の目標達成に必要なのだ。
 
「レビューをされたことない」という人は、
目標達成のために必要なら自分から設定しにいけばいい。
そう、レビューは、当たり前に設定されているものではないのだ。
 
 
【レビューを受ける】
 
現在、2名に自分のレビューをお願いしている。
繰り返しになるが、自分の目標達成のためだ。
 
進む方向がずれていないかを確認し、
事業タスクをゴリゴリ進めることがレビューのゴール。

① 目指す方向のすりあわせ
私が関わっている事業と私のチームが目指す方向、
事業タスクシートの認識すりあわせ、軌道修正に時間を使う。
 
② 現在発生してるリスクを報告
案件タスクにリスクがある場合、事業タスクに遅延が発生する場合、
必ず報告をする。どんな粒感でも報告する。
最終はレビューをする側の責任になるからだ。

③ タスクを終わらせる
前提としてお互い時間がない。
課題をなんとか解決したい、アドバイスが欲しい、承認が必要なときは、
議論のたたきを作成してレビューに臨む。
 

【レビューをする】
 
現在、5名のレビューを担当している。
もちろん、自分の目標達成のためだ。
メンバーの目標達成=チームの目標達成=自分の目標達成だ。
 
以下の時間投下バランスはメンバーの成熟度によって違う。
 
① 目指す方向のすりあわせ
事業・チームのビジョン、事業タスクシートの認識をあわせる。
 
② タスクの進捗確認
案件タスクと事業タスクの進捗状況を確認する※1
視点は以下の3つ。
  • 案件タスク:リスクが隠れていないかどうか確認
  • 事業タスク:推進できる状態になるまでサポートする
  • 案件タスクの緊急度と事業タスクのバランスを見る
 
そして、残タスクがレビューの時間で終わるなら終わらせるし、
私のタスクがある場合は、メンバーのレビューの中で管理している。
時間は有限だ。

③ 課題の解決に向けた議論
上記には入っていない課題はここで時間を取る。
例えば、前回書いた、業務が溢れているような状態を議論する※2
 
レビューって楽しいわ!と思うのは、
提案のたたきを作成してレビューに臨めば、
それを中心に議論が進み、形が変われど前に進む瞬間だ。

これに気づいてから、
レビューの時間(つまり上司)を活用していかに状況を動かすか
を裏ゴールにしている。
 
 
2.人と人が向き合う時間だということ
 
悩ましいのは、人材育成という視点だ。
違う視点を示唆したり、問いかけをしたりはできると思っているが、
育成までをゴールに入れるのは厳しい。
 
レビューの時間だけでなんとかできるものではないからだ。
一生懸命伝えたとて、成果が見えるまで時差がある。
研修なり、必要な経験をしてもらった後での学びを見るなり、
壮大な別プロジェクトなのだ。
 
 
Q.初めてレビューを担当することになりました。アドバイスください。
 
「とにかくメンバーと多くの時間を過ごして欲しい」
私自身、上司に教えてもらったことだ。
 
尊敬できるかよく分からない人からレビューされるほうの気持ちに
なってみて欲しい。
言われることは妥当だけど、なんだかな。
毎回激づめされるし、レビューやだな。
  
最初から、上手くやるにはどうすればいいんだろうなんて考えない。
信頼関係がないところからのスタートなのだ。
 
メンバーと多くの時間を過ごして、
あなたの働きざまを洗いざらい見せてやって欲しい。
なぜ働いているかを語って欲しい。
 

3.レビューとは「人生相談の場」である
 
ずっと忘れなかった言葉だ。
 
初めてレビューをしていただいたとき、
「レビューは人生相談の場」と言われた。
 
私もレビューを担当するようになり、数々の失敗を重ね、
6年かかってようやく分かってきた気がする。

つまり、ビジョンと目指す方向の認識が一致していて、
タスクがスケジュールどおりリスクなく進んでいれば、
わざわざ時間を設ける必要はない。

ただ、それでも定期的に顔をあわせる時間を取るならば、
目指す方向を語る時間にしようよ。
そういうことなのかなと思う。
 
今、自分のレビューにお付き合いいただいているお二方とは、
レビューの時間が余ったとき、事業として、チームとして、個人として、
お互いの思いを語っている。

私にとって、このスタイルがレビューの最高形だ。
自律した関係になれたことが嬉しくてたまらない。


 
 
 
<今日のまとめ>

 
 
 
 
 
※1 案件タスクと事業タスクってやつ
 
※2 自分から声をあげることについて