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私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

プレゼンの極意① 本番の心構え編

 
仕事でプレゼン(講演)をする機会は大変多いのだが、 
私が初めてチャンスをいただいたのは、2009年2月。
70名対象に1時間。
しかも、人生で初めてのプレゼンだった。
 
1ヶ月以上前から資料と台本を作り、ロープレを何度も実施。
上司、同じチームのメンバー、さらに違う部署の方にも
ロープレに時間を割いていただいた。
 
そのおかげで、当日は落ち着いてやりきることができ、
あたたかい拍手もいただくことができた。
  
講演後、上司が声をかけてくれた。
 
「すごく良かったよ。杉之原さん、女優タイプだね」
 
 
当時は、この言葉がよく分からず、
そうなのかしら〜くらいに思っていたのだが、 
今ではしっくりくる。
 

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そう、私は女優だ。
 
 
以来、講演回数は200回を超える。
この6年間で得たtipsを少しずつまとめていきたい。
まずは、いきなりだが、本番の心構え編!
 

1.時間通りに終わらせる

プレゼンは時間通り終わらせる。
まじ死守。
 
予定されていた時間をたった1分過ぎただけで、聴講者の聞く姿勢は80%減。
プレゼンをしながら、空気が変わったのが分かるほど。
一度壊れた空気をもとに戻すのは至難の業。
もはや誰も聞いてない。
 
逆に、時間通りに終わるだけで、
満足度を多少担保することができる。
(あくまでも依頼をくださった方の、だが)
 
「時間通りに終わらせてくださって、ありがとうございます」
 
なんと。
たとえプレゼンに手応えがなくても、ありがとうと言われることがある。
それだけ、人の時間は大切なのだ。
 

2.どんな状況でも話しきる

参加者全員が積極的な姿勢で臨んでくださることばかりではない。
参加者が多ければ多いほど、参加必須形式の回ほどそうだ。

話し始めたとたん寝る人がいたり、
ざわざわした空気を正そうと主催者側が場を一喝。
空気が一変することもある。
 
場の空気に飲み込まれると、一瞬気が抜け、
自分が何を話しているか分からなくなる現象に陥ってしまうことがある。
 
どんな状況でも、準備してきたとおり話しきること。
 
たった1人にでも伝わったら嬉しい、と自分に言い聞かせる。
最終は、これは仕事だと言い聞かせる。
 
 
3.演じる

前提として、作成した台本を自分に染みこませておくことが必須。
その上で本番の舞台で演じる。
 
演じるといきなり言われてもよく分からないが、
要は、今まで素敵だなと思った人のプレゼンスタイルをパクるのだ。
 
 
先日、私は新たなコンテンツを作成した。
普段扱っている分野からも少し離れていたので、
聞いてくださる方に果たして響くのか非常に不安だった。
 
プレゼン資料と台本をなんとか作り終え、
仕上げに、TEDを見ながらイメトレをした。
本を読んでいて*、かつ、同じ女性ということもあり、
 

www.ted.com

 
もはや誰も気づかなかったと思うが、
プレゼン当日、私は完全にシェリル・サンドバーグになりきっていた。
 
なりきると、自然と体に動きが生まれるのがいい。
ステージの中央に歩いていき、ライトが自分にあたっていることを感じながら
右手を広げる。
 
ああ、気持ちいいわ!
 
 
最初はぎこちなくても、何人かを試すうちに自分スタイルができる。
試すことが重要だ。
実際にやってみないと、いつまでもプレゼンスタイルは変わらない。
 
ちなみに、初めてプレゼンをしたとき、
女優タイプと言われて、今でも覚えているほど嬉しかったのだが、
当時の私は、上司のようにプレゼンがしたいと憧れていた。
私は、上司を演じていたんだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
*シェリル・サンドバーグの本を読んで感じたこと