私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

全員満足の幻想。受け止めすぎず、受け止める

 
いままで、何千というアンケート結果に鍛えられてきた結果、私は、「全員が満足する状態」を目指すことをスコープ外にすることにした。
 
 
<試練その1> 全社行事
 
今まで、私もそれなりに全社行事を担当してきた。朝礼の司会、全体会議の運営、合宿委員会(というか宴会部長)等々。
 
イベントを行うたびにアンケートを取っていたのだが、結果を見るのがまあしんどい。
 
全体会議の運営をしていたときは、心ないひと言に泣いた。おまえがやれよ、何度思ったか分からない。
 
そう、同じ会社のメンバーすら、全員満足なんて状態は難しいのだ。
 
 
<試練その2> プレゼン
 
いままで数百回とプレゼンをしてきたが、最初の頃は、アンケートにいただいたコメントをすべて真に受け、紙を握りしめたまま、東京から離れた、電車が全然来ない駅で泣いた。
 
つらい。頑張ってるのに上手くいかない。
 
 
回数を重ねるうちに、だんだん考えるようになった。
 
なんでたった1枚のアンケートを気にしているんだろう。嬉しいことに、勉強になったと書いてくださる方もいる。全員に否定されているわけではないんだわ!
 
ついに、全員が満足度最高点なんてことはありえないことに気がついた。
 
であれば、私が寄り添うお客様の課題はなんだろう。誰に何を伝えたいんだろう。何だけは聞いてほしいんだろう。
 
それを研ぎ澄ませることが私の仕事なのではないだろうか。 
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1.受け止めすぎず、受け止める
  
あなたは、1ヶ月前に書いたアンケートの内容を覚えているだろうか。
 
覚えてないならば、理由はこのあたりではないだろうか。自分の中での優先順位が低い議題だから。それに対して責任を追ってないから。
 
そう、私たちは、高い確率で、人に言ったことを忘れる生き物なのだ。いちいち傷ついていたときの自分に言いたい。
 
「あっざまーす、くらいに思ってればいいのよ。」
 
決して、いただいた意見を無視せよと言いたいわけではない。
 
受け止めすぎず、受け止める。
 
上司からのアドバイスを唱える。
 
 
2.実行したい理由にフォーカスする
 
否定的な意見があること自体、非常に健全な状態だ。成功確率を高めるために様々な意見を勉強するにこしたことはない。特に新しいことは、前に進めなくなるほどの意見が絶対に出る。そういうものだ。 
 
ただ、いま、私たちが実行しようとしている先に何があるのか。何を目指しているのか。なぜこの活動が必要なのか。
 
しっかり根元をつかんでいれば、言われたことに傷ついている場合ではない。止まっている場合ではない。 
 
すべての意見を取り入れる必要もない。そんなことをしていたら、永遠に前に進まない。
 
 
その判断も含め、結局、結果と向き合うのは周りのメンバーではない。プロジェクトメンバーである私たちだ。
 
ならば、進むことにフォーカスしよう。
 
 
大丈夫。失敗する確率のほうが高いのは当たり前のことだし、でも、それをしなければ、その先もないから。