私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

「第2回働く女性スピーチコンテスト」審査員特別賞をいただきました!

 
先日、埼玉県が主催するSAITAMA Smile Womanフェスタ2015内で
開催された「第2回働く女性スピーチコンテスト」に密かに出場した。
 
エントリーしたのは今年の6月。
書類審査、プレゼンテーション審査と経て、
最終ステージの14名としてステージに立つことができた。
 
 
本番当日、出場された皆さんのスピーチに圧倒された。
テーマである「働くメッセージ」に加え、
それを形作る「女性の生き様」が次から次へと語られる。
 
上手い表現が見つからないが、
圧倒的敗北、人生まだまだ感を前に、私は混乱した。
 
ああ、私は、年輪をまだひとつ刻んだくらいなんだわ。
 
 
コンテストに挑戦した理由とスクリプトはこちら。
本ブログで書いてきたことの集大成だ。
時間は5分間。
 
みなさん、こんにちは。杉之原明子と申します。
今日、この場で話ができることがとても嬉しいです。
 
私はITベンチャー企業に勤めています。
ITベンチャーと耳にすると、どういうイメージですか?
 
はい、そのどおりです。めちゃくちゃ働いてきました。今日は、その中で、私が向き合った働く理由について、率直にお話ししたいです。
 
私は、大学4年生のときにインターンとして今の会社に入社し、そのまま7年が経ちます。当時、学校向けに展開するスクールガーディアンというサービスの立ち上げ期に参画しました。スクールガーディアンは、インターネット上のいじめを防止するために書き込みを見守るサービスです。私が参画した2008年当時、日本で初めてのサービスでした。
 
このとき、新規事業を立ち上げる厳しさを体感しました。学校の先生方にしてみたら、世の中にないサービス、聞いたことのない社名。当たり前ですね、誰も話を聞いてくれません。
 
その中で、出張でいうと年間26回、学校数で言うと100校以上に足を運ぶ生活を4年間続けました。まわりのメンバーに支えてもらい、先生方に少しずつチャンスをいただきながら、それこそとりつかれたように働きました。
 
その間に、新卒として今の会社に入社することを決めたわけですが、理由は、女性として、いつでもリスタートできる力をつけたいと思ったからです。そのために、新規事業を立ち上げるところから、その責任を担う立場までなりたい。
 
30歳までに事業責任者になりたい。
 

目の前のこと、できることに懸命に取り組み、気づけば新卒3年目に事業責任者として20名のメンバーと事業の予算を背負いました。
 
ずっと無呼吸全力疾走状態で走ってきたような感覚だったのですが、ふと思ったんです。ああ、入社を決めたときの目的を達成した。やりきった。燃え尽きてしまったんですね。私はなんのために働いているんだろう。私だって結婚したいし、子供が欲しい。このままの速度でずっと働くのだろうか。
 
そして転職活動をすることにしました。ベンチャーとは全然働き方が違うであろう公務員です。憧れていた業界の専門職を目指しました。事業責任者の傍ら、週3回塾に通い、なんとか合格することができました。
 
 
ただ、ここからが、私の、本当の転機となります。
 
当時部長に言われたんです。状況は理解した。ただ、どちらを選択するとしても、何が働く軸なのか、一緒に考えさせてくれないかという申し出でした。私が、もし結婚したら、もし子供ができたらと言った表面の揺れ動きをしていることが見抜かれていたんだと思います。私は、初めて自分の軸と向き合うことになりました。
 
部長と土日を使って取り組み、「自分が挑戦することで、それが回りのメンバーの幸せにつながる」環境、それに私は喜びを感じるんだ、そのために働いているんだと言語化しました。
 
ただ、いま、よく考えると、もっと根底には、恩返しをしたい。インターンのときから育てて、チャンスを与え続けてくれた会社に、メンバーに、そして部長に恩返しをしたい。これが私の根底のような気がしています。
 
結果として会社に残ることに決め、自分でも驚きの選択となりました。
 
 
さて、私は今、人事領域にチャレンジしています。つくづく思います。私たちにはそれぞれ、得意なこと、苦手なこと、ライフプラン、ライフイベント、ライフワークがあります。それを前提として、私は、メンバー1人1人が、なぜ働いているかを表現できている、最終的には会社の枠や今あるルール、世の中の固定概念にとらわれずに、自分のキャリア、働き方を自分でつくる会社にしたい。そんな環境を実現したい。
 
その一歩として、私自身がいまの自分を表現する。
だから、この場は、私にとってチャレンジでした。
 
 
もし、目の前のことで精いっぱいになっている方がいらっしゃいましたら、自分を突き動かす軸はなにか、自身と向き合う時間をつくるきっかけになれば嬉しいです。
 
ご静聴いただきありがとうございました。

 

最後の最後に、サプライズで審査員特別賞をいただきました! 

f:id:adish_HRdelight:20150919235843j:plain

 

これからも、挑戦を積み重ねていきたい。

 

 
 
* 挑戦したコンテストはこちら