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私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

資生堂・魚谷社長のプレゼンがすごく良かった

 
先週土曜日、朝日新聞社主催の女性と企業フォーラムに参加した。
【女性と企業フォーラム 第2弾】「女性にやさしい」その先へ!
 
10:00~10:30
基調講演「経営戦略としてのダイバーシティ
魚谷雅彦(資生堂社長 グループCEO)

10:30~12:00
パネル討論「“資生堂ショック”で変わる職場も上司も男性も」
 
[パネリスト]
岩田喜美枝(21世紀職業財団会長)
大沢真知子日本女子大学教授、同大現代女性キャリア研究所所長)
川島高之(三井物産ロジスティクス・パートナーズ社長、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事)
中野円佳(ジャーナリスト)ほか(敬称略、五十音順)

[司 会]
浜田敬子(AERA編集長) 
 
大企業の現状と課題を勉強したいと参加したのだが、それ以上に、魚谷社長のプレゼンにすっかり魅了された。
 
舞台の中央に立ち、手元資料なしのプレゼン。MBA留学や日本コカ・コーラの経験から考える広義のダイバーシティ資生堂の取り組み紹介とご自身のコミットメントと話は続き、最後は動画でほろっと終わる。
 
一般参加者に向けた分かりやすいプレゼンで、このフォーラムに対する資生堂社の意気込みを感じた。
 
 
中でも、日本コカ・コーラ時代、メアリーE・ミニック氏(女性)から当時副社長だった魚谷さんに社長交代したときの裏話は感動。新たな外国人CEOと思いを合わせ、日本の社員に経営層がどのような姿勢を見せるか、そして、それをつくってきた者同士で交わされた社長交代。
 
ああ、仕事ってなんてかっこいいんだ。
 
これだよな。

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魚谷社長がプレゼンで話されていたコミットメントと世の流れから自分の考えを確認する。
魚谷社長コミットメント概要
 
1.ダイバーシティ推進の責任者が魚谷社長であること
  • ひとりひとりのタレントと向き合うこと
  • 外国人を増やすこと
  • 多様な働き方を実現すること
 
2.経営者へ働きかけをすること
 
3.社会へ美しい生き方を提示する企業であること
 
免除型両立支援からタレント育成へ
 
ジャーナリストの中野円佳さんいわく、今までは、各社、業務量/土日シフト出張転勤の免除といった、免除をすることで、働き続けることの支援をしてきた。
 
それによって、ある人は早く帰ることへの負い目を感じ、ある人はキャリアアップを諦め、中には制度ありきの人もいるのだろう。
 
魚谷社長のコミットメントの中にもあるが、これからは、会社がひとりひとりのタレントと向き合うステージだろうと。
 
 
自らがキャリアメイクする
 
私は、「キャリアアップ」という言葉に、会社の枠の中でキャリアを考えなければいけないに違いないという息苦しさを感じるようになった。
 
キャリアって、もっと得体がしれなくて、自分本位でいいのではないか。
 
会社がタレントと向き合うということは、私たちも、自分のこれからを想像しておく必要があるということだ。
 
 
私が考えていることは以前書いたとおりで、
 
キャリアプランや働き方を左右する要因はたくさんある。
自分の目指したい方向云々の前に、
強制的に優先順位を変えざるをえないときもある。
ライフステージの変化や家族の状況、自分の体調がそれかもしれない。

個人は、キャリア・働き方について考える時間と取り、内容を公開する。
チームメンバーは、その内容を尊重し、
機会が生まれたときにメンバーの顔を思い出す。
会社はそれと向き合い、応援・サポートする。

そのための土壌として、
日々、ビジョン達成に向けて仕事面・人間面の信頼を積み続ける集団。

そんな会社がいい。

勇気をもって表現すれば表現するほど、
めぐりめぐってチャンスが自分に寄ってくる。
表現したことへの一歩を踏み出す。

それで、最終的には、もはや一人一人が多様な働き方をしている。


2017年、そんな会社でありたい。
 
現時点、この考えを信じて形づくっていこう。
 
 
 
 
 

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