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私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

ガイアックスグループ事業部長合宿2日目、当事者意識ってやつが生まれた日のこと

仕事のこと 出会った言葉
 
当事者意識っていったいなんだ。f:id:adish_HRdelight:20160820154239j:plain
 
 
思い出すのは、2012年のこのブログ。
 
私が、ちょうど事業リーダーを引き継いだ年だった。
事業部門をつくってみてわかったことですが、
プロデューサーと社長の仕事の性質は似ています。
自分で最終決断をして、責任をとるところが同じなのではないかと。


サービスをつくる際には当然ですが、コストがかかります。
投資した分、当然リターンを得なければいけないのですが、
最終責任はプロデューサーにあります。
現状NBUではPVやUUが主にリターンの指標になります。
また、一人でやっている分には上手くいこうが、
いくまいが自分一人の問題です。
ただ、チームで仕事をしていくので一緒に頑張っている
仲間がいて、その仲間の家庭があるわけです。
失敗して仲間の仕事がなくなれば
それもまたプロデューサーの責任です。


自分の判断ミスで会社が上手くいかなかったり、
サービスが流行らないと大変なことになるので、
手段を選ばず(もちろんモラルを守って)
必死で上手くいく方法を見つけて前に進むしかありません。


サービスを成功させるまでの過程では、
本当に色々な困難やつらいことがあると思います。
そこで落ち込んだり泣いたり、
愚痴を言ったりするのは単純に甘えです。
本気度が足りません。


理由はサービス・事業のトップがそうした態度をとることで
チームのパフォーマンスが落ちるし、時間の無駄だから。
頼りになるべきリーダーがチームの足を引っ張ることになるので、
そういった態度は絶対にとらないと腹を決めないといけない。


リターンを期待して、投資してもらった責任や
仲間の人生や自己実現がかかっているのに、
ミスをした時に自分の小さいプライドが傷ついたと、
いちいち落ち込んでる場合ではないし、そんな暇もないはずです。
その時間を全力でミスを取り返すこと、
サービスをよくすることに使ったほうがいい。


プロデューサーは1つの会社のトップであるぐらいの
覚悟でやらないといけない。

同じ境遇の仲間がいることに甘えたりしてはいけないと思います。
 
 
 
このブログを読む数日前、私は、人生で初めて、朝、目が覚めて起き上がれないという経験をした。会社に行こうと思うのに体が動かないのだ。まったく。
 
その前日、大型案件が決まっていた。 私にとって勝負の案件だった。なぜなら、この案件を落としたら、もし落としたのなら、事業メンバーの雇用を守れない。そういう状況だったからだ。
 
今振り返ると、たとえ受注できなかったとしても、会社全体で最適化を図る選択肢があっただろうし、そうなったと思う。
 
でも、当時はそれどころではなかった。もし受注できなかったら、受注できなかったらどうしよう。緊張状態が続いていた。
 
幸いにも受注することができ、翌日、私は起き上がれなくなっていた。
 
 
その数日後に目にしたのが、サイバーエージェント岡本さんのこのブログだった。強烈だった。思いっきり顔面を殴られたようだった。
 
今までの私は、なんだかんだ、「事業が上手くいかないのは、私がつらいのは、ボトムアップ組織の限界だからだ!」とかなんとか言って何かしらのせいにしていた。
 
事業リーダーになる、ということを理解していなかったのだ。
 
起き上がれないなんて言っている場合ではない。恥ずかしさで鼓動が早くなった。一言一句違わずノートに書き写した。 
 
この瞬間、私に当事者意識ってやつが生まれたと思う。
 
 
一方で、今振り返ると、当時の私は、自分を追い込むことでしか当事者意識を持つことができなかったんだろうなとも思う。
 
  • ひりひり感をもった
  • 自分はまだまだ甘かった
  • もっと頑張らないといけない
  • もっといける
  • 生きるか、死ぬか
 
今日のディスカッション後、様々な発言があった。
 
でも、それだけの表現だけで自分を追い込みすぎないで。
 
なぜその事業をやっているのか、実現したい世界観は何か。コアと向き合い続けることが本質であることを忘れないで。
 
そしてそれは、事業を築く一員である限りみな同じだ。役割分担あれど、粒感あれど、コアと向き合い続けているリーダーが、チームが事を成すのだ。
 
 
なんてまとめながら、当時書き写したノートを横目に、慌てて襟を正す。