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私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

モノにならなくても本物を知る(JAL植木社長)

 
私の母は、物事を辞める、ということに厳しかった。
 
例えば習い事。
 
親に言われて始めたバイオリンが13年。友だちが羨ましくて始めた習字8年、水泳6年。ダイエットしたくて入部したバドミントンはダラダラと8年(大学入学後は自分の意志だったが)。
 
これだけ続けたが、残念ながら、バイオリンは、趣味ですとも恥ずかしくて言えないレベルに終わったし、習字は、社会人になって宛名書き上手だねと、それくらいだし、バドミントンは、どうしようもないくらい弱小のままだった。就職活動のアピールポイントには一切ならなかった。
 
いったい、なんだったんだろう。
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先日参加した、JAL植木社長のご講演の冒頭、幼少期の話をされていた。植木社長は、興味を持ったことはなんでもやりたかった。母親にお願いをすると、何でも始めさせてくれた。(ただし、次元が違いすぎて私は本当に驚いた。植木社長の時代において、めちゃくちゃ行動派、素敵女性だと思った)
 
そのとき、一つだけ約束があったと言う。
 
「3年は辞めないこと」
 
興味本位で口に出したことに、3年コミットさせられる。「まさに石の上にも3年。モノにならなくても本物を知った時代」と表現されていた。
 
 
この話を聞いて、私は、ようやく、これといったレベルにならなかった習い事経験を言語化することができた。
 
自分は、どれも一流には程遠いことを知った。ちっとやそっとでは、ましてすぐには出来るようにならないタイプであることを知った。だからこそ、続けなければ、本当に何者にもなれないということを知った。
 
 
私は、ちょっと出来ないくらいではやめない。あの人、あの会社には遠く及ばないと思っても諦めない。焦るけれど、むしろ安心する。どうせ私はすぐには出来ないし、結果なんか到底出ない。就職活動も新規事業も会社も、プレゼンも英語もこのブログも。
 
でも、私は続けることができる。続けていれば、少しは使い物になるレベルになれることを知っている。チームであれば、事を成せることを知っている。
 
当たり前のことだけど、年々、幼少期の経験が今の私を形作っていることに気づく。
 
 
 
 
 
 
JAL植木社長のご講演
#猪突猛進系母について