私は私。

アディッシュ取締役 杉之原明子のブログです。

人生は80年の旅。旅は楽しくなければ意味ない(人生のアドバイス・後編)

定年後、平均年齢30歳の会社に飛び込んできてくれたケネスさん。

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私自身、管理本部でケネスさんと一緒に働いているが、このような方と働けていることに喜びを感じている。もっと多くの人にケネスさんを感じてもらいたい!今回は、ケネスさんの人生計画について伺いました。

平田剛(ケネス)

アディッシュ株式会社 管理本部 財務部長

1983年、カナダノバスコシア銀行香港支店を退職し、日本に移住。翌年トッパンムーアシステムズに入社後、邦銀、外銀にてバンキングシステム導入のコンサルティング業務を担当。1987年から三社の外資系銀行東京支店(ベルギー銀行、BNPパリバ銀行ソシエテジェネラル銀行)で経理、内部監査、COO等に従事。60才過ぎてから、銀行以外の業界と新しい環境でチャレンジしたかったため、信託会社に転職。その約3年後、長女(元アディッシュ社員)の紹介で、江戸社長と彼のプロジェクトに惹かれ、2016年6月アディッシュに入社。

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結婚を機に仕事に集中。30代で目標を明確に設定した

杉之原 ケネスさんは、20代、30代、40代、50代、60代の各年代で、なんかこう明確に人生の計画とか何か描きながら走ってきたのでしょうか。

ケネス 20代、30代…。そういうのはハッキリしてなかったかもしれないんですけど、ひとつは、結婚するまでは結構遊んでいたんですね。遊ぶといっても友達といろんな所へ行くとかそんな感じですけれども(笑)。友達が大事だったんですね。でも結婚したら自分の家庭を集中してやらないといけないと思って。結婚したら経済力もつけなくちゃいけない、仕事に集中しようと。これがひとつですね。

30代になると自分のキャリアや目標を設定しようと思って。もちろん大統領になるとか例はいろいろあると思うんですけども。それぞれ人の夢がありますが、私としては結構現実的なことを考えて、周りを見て、銀行のCOOみたいなところまで行けたらいいなと、それを目標にしたんですね。30代で決めました。

50代に入って、一生仕事ができる前提条件は?といったら体力が必要ですね。やはり健康。体力をつけようと思ってます。そういう感じです。

参加者B 結婚して歳を重ねると、転職って多分すごい怖かったりとか、悩むと思うんですけど。ケネスさんは、ステップアップとか、職を変えていますが、それってやっぱり信念だったんですかね。それとも自信があったのでしょうか。

ケネス うーん、あの、奥さんには自信があると言われたんですけれども(笑)。日本人はすごく大人ですよ。若い人たちは皆、私から見てすごく大人です。実は、私は結婚するまでは本当に子どもみたいな感じで、あんまり考えてなかったですね。そういう悩みとか、怖いとか、心配とか、全然考えていなかったです。日本語もできなかったし。日本に来てなんとかなるんじゃないかと思って。そのとき33歳でしたね。奥さんによく言われていたのは、頭が単純だという(笑)

 

勉強できる仕事を選ぶほうが間違いない

参加者C 最初はお金持ちになりたいっていう夢があったと思うんですけども、その考えは働くうちに変わりましたか?お給料が高いところじゃなくて歴史の長い会社、勉強できる会社を選んだとおっしゃっていたので、変わったのかなと思ったんです。

ケネス お金持ちになりたい、から少し変わったのは、お金は足りればいいということですね。もう1つは、給料の関係の話になると、この仕事が良いかどうかを見失ってしまう。その時の給料が多いか少ないかという話じゃなくて、その仕事をやって勉強になれば、自分の経験が上がるんじゃないかと。給料よりも、勉強になるところに入るのが間違いないんじゃないかと思っていました。 

参加者D 転職や数々のチャレンジをするときに、ケネスさんがすごく大事にされていることがあればお聞きしたいです。

ケネス 難しい質問ですね。転職したいという気持ちになったのは、要はそのときいた会社に居続けていてもあまり勉強出来ていないなあ、と感じたときですね。それが一番大きい理由で。今までもオファーをもらったことはありますが、一番給料が高いところではなくて、この銀行が結構歴史が長いから勉強になるかなと、ただそれだけ考えて入っただけです。他も同じですね。そんな感じです。 


70歳からは友人を海外に連れていきたいし、自転車で日本縦断もしてみたい

参加者E 70歳までの目標と、70歳から何されるのか教えてください。

ケネス 今、旅行関係も興味を持っています。私の同級生はほとんど60代。香港の公務員の友達が多いのですが、みんな60歳になったらもう定年で、あっちこっち行くんですけど、日本にもよく来ます。もう30回とか40回とか。50年ぶりに会った友達に、「私はいま日本に住んでます、日本に来たことがありますか?」と聞いたら、「もう50回以上行っています」と。私より多いなと(笑)。それから、近所の友達の中に、海外に行きたかったけれど、英語もできないし、実際に海外に行ったことがない人もいて、2回ほど海外に連れて行ったらすごく喜んで帰って来たんですね。

それで、仕事をやらなくなったら、友達をあっちこっち連れていきたいとかそういうことを考えています。私は国内ではあまりあっちこっち行ってないです。一つの夢は自転車で北から南まで行こうと思っています(笑)

 

どんなこともポジティブな角度から見続けることが一番。結婚も同じ

参加者F 子どもたちへの教育についての考え方。何かモットーとか、こういう教育をしてあげたいとかありましたか?

ケネス 子どもの教育ですね(笑)。誰も親になる学校には入ったことないと思うんです。訓練を受けてから親になったということではなくて、でも親になるのはすごく大変なことです。社長より多分大変なことだと思うんですよ。責任がある。人の人生にも関係があるので。

最初の頃は自分も経験が無くて、いろいろ悩みがありました。例えば、私の兄弟のやり方を見ると、みんなお父さんの真似してるんじゃないかと思いました。でも、昔の人間のやり方を真似してもしようがないと。自分で考えようと。子どもも、自分のためを考えていると思うんです。悪い人になろうという子どもは少ないと思うんです。みんな、自分がもっと強くなろう、偉くなろうというふうに考えていると思うので、子どもたちに色々指示してやらせるよりは、彼らの自由にさせたほうがいいかと思って、つまりあまり教育してないです(笑)。ただ、変な方向に行かないように誘導しているだけです。

参加者G アディッシュは特に20代が多いと思うんですけど、働く後輩たちにエールがあればいただきたいなと思いました。

ケネス 後輩たちにお話しするのは、どんなことをやっても自分が興味をもって楽しくやるというのが一番いいかなと思います。どんなことでも、必ずポジティブな考え方とネガティブな考え方、両方ともあるんですね。嫌いと思えば、ネガティブの角度から見ると、嫌いと思うことはたくさん出てきます。でも逆に、ポジティブに考えれば、マイナスのことは全部忘れて、ただ良いところだけ考えましょう、というのが良いんじゃないかと思っています。

実は、仕事だけじゃなくて結婚相手も同じです(笑)。どんな人でも完璧な人はいないです。その人をマイナスの角度から見るともう嫌なところだらけの人になるんですけれども、でもポジティブに考えて、こういう欠点は誰にだってあるわけだから、この人は良いところがあると考える。なんでもそうです。ポジティブな角度から見た方が自分が楽しくなると思うんです。

 

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人生をお伺いするには短い時間でしたが、このような企画にも快く対応してくださるケネスさんに感謝です。

 

 

 

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