1年1テーマを決める。10年続けると10テーマ分、それが教養となる
仕事で素晴らしい方々とお話する機会がたくさんあるが、その際に痛烈に感じるのは、自分の教養のなさ。幅のなさ。
教養ってなんだろうと思うと、ひとつのテーマについて考察できる程度には知っていて、それが複数テーマある状態、なのかなと思っている。
そう思うようになったきっかけは、ある経営者の方の話から。
興味がある分野でOKなので、テーマを決める。そのテーマに関する本を読んだり講演会に足を運んだりする。
具体的にはこんなかんじ。
- 本屋をぶらぶらする
- 気になった本を買う
- どんどん読み進められるようであればテーマに決定する
- 1年かけて同じ領域の本を読んだりイベントに参加する
次の年はテーマを変え、それをまた1年続ける。
10年繰り返せば、10テーマについて触れることになり、それが教養となって自分に積まれていく。徐々に自分の中に蓄えられた点と点がつながっていく。
2年前にこの考え方を知り、めっちゃ素敵だわ!と早速取り入れた。
1年目は「コミュニティ」とか「宇宙」とか「心理」とかかしらと本を買ってはみたものの、どうもいまいちで、テーマ定まらず。
2年目(昨年)は、自分の課題感から「これからの働き方」をテーマにした※1。
今年のテーマは「生き方を考える」こと。
いろいろ縁があり、内定者時代以来7年ぶりにロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さんシリーズ』※2から何冊か読むことになった。
内定者の頃は、自分の体験が伴っていないだけに右から左に内容が抜け、頭に残ったのは『ラットレース』という強烈な単語だけだったけど、今読んでみると点と点が線になる感覚がある。これが背景にあって、今までの自分のキャリアパスを整理していた※3。
来年以降も分野を変えて1年1テーマで点をつくりつつ、いまを生きつつ、人生のテーマがビビっとおりてくるのを待とうと思う。
※1 これからの働き方をテーマに昨年読んだ本
私は新しい時代に向けて働いているの(ココ・シャネル) - 私は私。
※2 最近読んだ『金持ち父さんシリーズ』は以下の4冊。

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※3 自分のキャリアパスを整理してみた話