人見知りための会話術、100の質問を用意する
私は人見知りだ。
これが引き起こすへたれエピソードは度々書いているとおりだが、
いかなる人とも、100の質問を用意すれば、
最初のハードルを超えられることに気づいた。
100もあれば、まったく共通項が見つからず、
一問一答状態に陥ったとしても安心だ。
そう、英語ならなおさら。
フィリピン出張中、同期と、同期のフィリピンチームメンバーと
3人で食事に行く機会があった。
同期に通訳をお願いすることもできたが、
ここで自分主導で話さねば、英語を使うチャンスを失うわ!と思い、
質問を用意してディナーに挑んだ。
実際に準備した質問は10ほどだけど(ぼそっ
1.Can I interview tonight?
私が英語がしゃべれない事実は、口を開けばすぐにバレる。
それでも、私と会話をしてもらうためには、
今夜は私がインタビュアーであることを示しておく必要があると考えたのだ。
「Wow!インタビューされるのー!?」と、
フィリピンメンバーがおどけた様子で応じてくれた。
や、優しい。
一問一答が始まった。
2.What is your hobby?
まさかの、この質問から始まり、失笑する同期。
合コンか!
- 今までどんな勉強をしてきたの?
- 大学での研究テーマは?
- 入社後、どんな仕事をしてきた?
英語で長文は話せぬ。
結果として、直球の質問をいくつも繰り出すことになった。
- なぜ、いまアディッシュで仕事してるの?
「こんなこと、初めて聞かれたわ!」と一生懸命話してくれた。
3.答えてもらったら、自分のことも勝手に話す
それぞれの質問に対して、簡単に自分のことも話しながら進めた。
それは、一回きりの食事ではなく、
これからも関係を築きたいと思っていたからだ。
私のことを知ってほしい一心で、
同期にも手伝ってもらいながら、不思議な英語をしゃべりまくる。
ちなみに、フィリピンでは韓国俳優がめちゃくちゃ人気。
一問一答の末、イケメン俳優の情報シェアという、
いくらでも話せる共通話題にたどり着くことができた。
う、嬉しい…!!
今回の出張で、多くのメンバーと話せたわけではない。
エレベーターの中や、すれ違いざま、話すチャンスはたくさんあった。
が、何も話せないのだ。
何も努力せずに口から自然と英語が出てくるわけがない。
準備不足と言わざるを得ない。
今後、もしまた出張のチャンスがあったら、
- 名前教えて!
- 今日どんなかんじ?
- 韓国俳優って誰が人気なの?
エレベータートーク用の質問を準備していこう。