席の60%をフリーアドレスにしてみた
もともと、アディッシュは、
部署ごとに座らず、定期的に席替えをする文化。
代表江戸の考えだ。
2016年に入り、様々な事情から、
ガイアックスグループ全体で座席を工夫する必要に迫られた。
そもそも社長もどこに座っているか分からないような会社だ。
私も、会議や外出が多い日はほぼ席にいない。
世の中の動きを見ると「所有する」という概念が変化してきている。
おまけに、アディッシュには席替え文化がある!
であれば、これを機に、
固定席を限界までフリーアドレス席にしてみよう!
と決意し、総務メンバーとぷぷっと楽しみながら進めている。
本当に、デスクの上には何もない。
今までデスクにずっと置いていたものが全てなくなっても、
仕事に支障がないことに驚く。
な、なんとかなるわ!
工夫その1 ロッカー大を用意
フリーアドレス席対象のメンバーには、大きいロッカーを用意した。
私もロッカー大に移動したが、
デスクに置いていたものが全然収納できない…!
これを機に、強制的に断捨離せざるをえず、
クッションとかぬいぐるみ(私も持つよ!)とかとさようなら。
現在、厳選した資料やグッズのみがロッカーにあるはずなのだが、
これまたほぼ使っていないことに気づいている。
工夫その2 郵便ポストの設置
フリーアドレスにして気づいたのだが、
会社に届く郵便物をデスクに置けないのだ。
代わりに、マグネット式の郵便ポストをロッカーに貼る。
月初は、執務スペースの壁にこれを移動させて貼り、経費精算ボックスへ。
優秀グッズ。
工夫その3 「私の席、空いてますよ」のサイン
ここまで来たら、フリーアドレス席にしていない、
残り40%の流動性も高めたい!
と、探求は止まらず、
固定席も空いてたら座っていい、とは言え、座りづらいしな。
「私の席、空いてるよ」って、
どこから見ても一発で分かるようにしたい!
どーん。
郵便ポストに次ぐ優秀グッズを発見。
ディスプレイの厚みにも余裕で対応。
世の中の、「ちょっとあったらいいな」は既に解決されているんだなと
総務メンバーと感動した瞬間。
今回のフリーアドレス席プロジェクトは、
響きはなんだかそれっぽいが、
「明日から、あなた専用の席ありませんよ」という状況だ。
まずはやってみようとトライしてくれるアディッシュメンバーに、
それをサポートしようと工夫を重ねてくれる総務メンバーに、
これからも、会社はもちろん、世の中の動きも様々あるだろうけれど、
組織や価値観を硬直させずに変形しながら進んでいけると、
大げさだがそんなことを感じている次第だ。
さて、フリーアドレス席にすることによって、
どんな行動やコミュニケーションが増えたか、あるいは減ったか。
考察してまた書きたい。