毎夜スイッチOFF、仕事との距離について
就業時間外にいただいたメールも、その日のうちに対応することが大切だと思っていた時期があった。いや、大切というよりも、快感だったのかもしれない。プライベートの時間も常にメールの着信が気になる。寝る前に重ためのメールを見てしまった日には、内容が頭にこびりついて離れない。仕事から離れられない。
そのうち、一日中、頭がどくどくするようになり、不眠が続くようになった。
そう、私は、24時間仕事をし続けられる人間ではなかったのだ。
仕事モードを日々OFFにするために。
緊急事態なら電話がかかってくるはず、と唱える
そもそも、本当に緊急事態が発生していたら、あらゆる手を使って連絡がくるはずだ。そこまでの連絡がないということは、明日でも間に合う内容だってこと。明日対応すれば大丈夫。
会社と物理的に距離を取る
会社と適度な距離を持つことはとても重要だということに気づいた。会社の近くに住めば、確かにいつでも仕事が出来る環境ではあるが、一方、帰宅までに仕事モードをOFFにすることは難しい。なににせよ、不眠になっていてはしようがない。
満員電車から解放されたときは、その開放感に感動したものだが、通勤時間が仕事とプライベートの境目になっていたことにも気づいた。
朝に対応する方が総じて良い
就業時間外にメールを受信次第に対応するよりも、朝一で対応するほうが早い。気持ちも落ち着いているし、感情的な文面になることもない。
ここ数年は、就業開始の1時間くらい前に仕事を始めるようにしているのだが、かなりの効率の良さと心の平穏を感じている。
と書いておきながらも、やはり完全にOFFにすることは難しい。眠りながらロープレをしていたり、緊張状態で目が覚めることも引き続きだ。
仕事との距離、これからも模索。