有給休暇に理由はいらない
今日の部署定例でメンバーに伝えた。
- 8月末頃までかけてリフレッシュのための有給休暇を計画してほしいこと
- 有給休暇を取得する際、理由は必要ないこと
1年スパンで自分のバランスを考える
私の休暇の取り方といえば、日々の仕事と自分のバランスでピーピーキャーキャーし、自分に息苦しくなったら逃避するように休みを取る、という具合だった。
それでもここ数年は、ある程度まとまった休暇を計画し、バリやNYといったお気に入りの地に飛ぶようにしている。これが、1年スパンでのバランスを考えたときに私にとって大切であることに気づいたからだ。最初のころは、休みを取ることに罪悪感があったし、休み中に何か起きたらどうしようと思ったりして、やっぱり仕事が気になって仕方なかった。
しかしそれ以上に、まとまった休暇を取ることで、息苦しい自分から離れて、気持ちの整理をつけたり、体中の空気を全部入れ替えたような状態になれることに気がついた。
チームの休むスキルを高めたい
自部署を見渡すと、少しずつ高まっているとは思うが、休むスキルをもっと高めたい。まとまった休暇を強制したいのではない。有給を散らばらせるやり方もあるだろう。最初は休む理由がないかもしれない。子どもと過ごす、溜まっているプライベートタスクをこなす、好きなことをする、ずっと寝ているのでも、なんでもいい。
それぞれの状態を良くする休みの取り方を一緒に研究していきたい。
理由はいらない
私からしたら、ミッションを実現するために一緒に成果を出していきたいことが上位にありすぎて、ひとつひとつの休暇の理由など興味がない。もちろん、理由を共有したほうが休みやすいこともあるだろう。私も、重ためのライフイベントに直面しているメンバーの状況は、サポートの意味合いでも共有してほしい。
ただ、有給取得に何か理由が必要だとは思ってほしくない。
誰かがいないと仕事が回らないと思い込んでいるチームではなく、休暇によってエネルギーの総量が高まっちゃってるチームがいい。